そもそもネタが取れない
わたしが仕事をしている医療者向け会員制メディア「m3.com」の編集者から依頼を受け、先日2020年6月19日に講師っぽいことをしてきました。

上の記事がスピーチ用の原稿を記事化したものです。
編集部とライターとのZoom交流会の中で、わたしが実践する「ネタ取り方法」「取材時の心がけ」「読まれる記事にするための工夫」の3点について話したのですが、参加した15人ほどのライターの声を聞いていると、最大関心事はどうやらネタ取りのよう。
冒頭のようなことを言われる人もいたので、今回は医療ライター・ショウブ(@freemediwriter)が「面白い医師の探し方」に焦点を絞って記事を書こうと思います。
「面白い医師」とは抽象的な表現ですが、この記事では
- 多くの医師が行っていない
- ちょっと変わった珍しい
- それでいて医療のためになる
活動をしている医師と定義します。
広くネタ取りの方法を知りたいライター志望者やライターの人にも役立つ内容になることを心がけます。
- ライターの問題意識
- 取材した人に教わる
- 各種媒体を参考にする
- デジタルツールで自動収集
ネタを取るためには上の4つの方法を組み合わせることが大切です。具体的に解説していくので参考にしてみてください。
ネタ取りの実績
まずは、わたしのm3.com地域版での実績を紹介しますね。
m3.com地域版は、全国各地のユニークな医療情報(臨床を除く)を届ける媒体で、主に外部の取材ライターが記事を書いています。
編集者によると、2020年6月現在、150人ほどのライターや編集プロダクション代表が参加していて、常時40人ほどが稼働しているとのことです。
わたしの実績は下の通り。
- 仕事をした期間 2018年10月~2020年6月(1年9カ月)
- 記事ネタ提案数 66(月に3本ペース)
- OK 49
- NG 17
- 企画通過率 74%
m3.com地域版との仕事では、ライターが企画、アポ取り、取材・撮影、ライティング、取材先への原稿送付・原稿修正まで1人で行います。
この間に編集部の企画チェックと校正が入ります。
なので、上の「OK」「NG」は編集者に提案した記事ネタがOKだったか、NGだったかの意味です。
ちなみに、企画NGの理由は下の通りです。
- 会社の編集者が取材するなど本部事情 7
- 他ライターから提案済み 7
- 媒体別枠に掲載済み 1
- 他ライターと関係が深い 1
- 媒体と合わない 1
ネタは常に3~10本ストック
わたしはこれまで月に3本ペースで編集部にネタを提案してきたわけですが、これは調整した上での数字で、仕事を始めた当初からネタが尽きたことはありません。
常に3~10本ほどのストックがあり、自分の状況や気持ちなどを踏まえ、「どのネタをどのタイミングで提案するか」考えてきたわけです。
ネタが尽きない理由はそもそもわたしが医療を専門に取材を続けているというライターとしての属性が挙げられますが、ネタ取りの方法も関係しているように思います。
その内容を紹介しますね。
ネタ取りの方法は4パターン
m3.com地域版に限らず、着想の発端は下の4つに大別されるとわたしは思います。
- ライターの問題意識
- 取材した人に教わる
- 各種媒体を参考にする
- デジタルツールで自動収集
問題意識から記事が生まれた実例
①の「ライターの問題意識」についてピンと来づらい人がいるかもしれません。
これは、ライターが日頃から疑問に思っていることを企画の素地にして、疑問の答えを知っていそうな人に取材してニュースを得る、というものです。
例えばわたしの場合で言うと、講談社が運営するウェブメディア「現代ビジネス」に書いたこの記事が該当します。
悲報…「少量飲酒は体にいい」説を否定する論文が発表されていた
「お酒が体に与える影響ってわかりづらいな」
酒好きのわたしは取材する前からこんな疑問を抱いていました。
「体に悪い」と言われるけど、「少し飲むのであればむしろ健康的」という情報を目にしたこともある。ネットの情報は玉石混交。どうなんだろう?
そんな中で、お酒に詳しそうな医師と出会ったので聞いてみたら、「確かに少量飲酒が体にいいとする論文は複数出されていたんだけど、それを覆す信頼性の高い論文が発表されたんだよね」。
「! ぜひ詳しく聞かせてください」
こんな流れで記事化に成功したわけです。
この記事は現代ビジネスのサイト内ランキングで1位、ヤフーの雑誌ランキング総合部門で2位になり、また記事が掲載されて1カ月ほどでフェイスブック上では約2300人にシェアされました。
編集者からも喜んでもらえました。
複数媒体で仕事をするメリット
この記事に登場する筑波大学地域総合診療医学の吉本尚(ひさし)准教授を取材するのはこのときで2度目。
実は、初めて取材したのがm3.com地域版だったんですね。
吉本准教授は、飲酒に問題を抱える人に対応する精神科以外の専門外来(飲酒量低減外来)を全国で初めて開いた医師です。
この取り組みを面白いと思ったわたしはまず、m3.com地域版で「人物紹介・活動紹介」の切り口で取材をし(下リンク参照)、その場でお酒に詳しい先生であることを確かめました。
全国初の「飲酒量低減外来」を開設した狙いと背景は―筑波大学地域総合診療医学准教授の吉本尚氏に聞く◆Vol.1
そこから、臨床企画に展開させました。
週刊誌で「お酒との正しい付き合い方」というざっくりしたテーマの企画を立てて吉本先生に再度取材させてもらい、その中で「少量飲酒も体に悪い」とする論文が出された情報をキャッチ、今度はそれに焦点を当てた企画を立て、現代ビジネスに載せてもらったわけです。
- m3.com地域版…臨床以外のユニークな医療情報
- 週刊誌…包括的な臨床情報
- 現代ビジネス…ニュース性の高い臨床情報
一面的ですが、媒体に載せられる記事にはこんな特徴があるので、それに沿うようにテーマと内容を変えていきました。
こんなふうに、複数の媒体と仕事をしていると、切り口を変えながら同じ人を2度、3度と取材できることがあります。
専門ライターの特長の一つですね。
取材した人に教わる
さて、「ライターの問題意識からもネタは生まれる」ことを紹介しましたが、m3.com地域版の記事は「人物」に焦点を当てることが多いので、問題意識を出発点にするとかなり打率が低くなるとわたしは考えます。
「こんな面白い人はいないだろうか」と想像してもいいのですが、「こんな」の像を具体化させる労力と「自分が取材するエリア」という地域的な限定性から、あまり現実的ではないという意味です。
となると、m3.com地域版でのネタ取りの方法は
- 取材した人に教わる
- 各種媒体を参考にする
- デジタルツールで自動収集
の3点になります。
この中で、わたしが最も重視しているのが①です。それは②と③よりも独自性・確実性が高まりやすいからです。
人に教わる方が独自性が高まりやすい
「医療分野はその性質上、自分の身近にいる一般の人が情報を持っている可能性はかなり低い」
多くの人が想像しやすいのではないでしょうか。だからこそ、「面白い医師は面白かった医師から聞くのが最も手っ取り早い」わけですね。
人から教わった方が、まだ世に出ていない、メディアに取り上げられていない人を知れる可能性が高いですし、また人柄の面でもある程度のスクリーニングを図ることができます。
「いい人いませんか?」と言われて、コミュニケーションが取りづらい人を紹介する人はあまりいないという意味です。
コミュニケーションを取りやすい人の方が得られる情報が増えやすく、取材で得た情報が多いと記事を書く際の選択肢が増えるので、結果的に魅力的な記事になりやすいとわたしは考えます。
さらに、取材依頼もしやすくなります。
「●●先生から魅力的な先生だと紹介されて連絡した」という前振りがあった方が、「ああ、●●先生からね」と相手の警戒心が薄れやすく、また「●●先生が取材に答えたライターなのか」と前向きに検討してもらいやすくなるのではないでしょうか。
わたしがネタ取りとして「取材した人に聞くこと」を最も重視しているのはこういったメリットがあるからですが、上の②と③に比べて意識を強く持つ必要があることも理由の一つです。
取材中は面白い情報を何とか引き出そうと頭をフル回転させながら四苦八苦しているので、終盤になるとくたくたになっていることもあるんですね。
そのときのわたしの最大ミッションはあくまでも記事を書くための情報を引き出すことですから、他の面白そうな人を聞くのは言ってみれば必然じゃありません。
よし、何とかこれで書けそうだ
幾ばくかの疲労と達成感を感じつつ、その場で「次」を意識した行動を取るのはライターとしての強いマインドが必要なので、その意味でもわたしは最重視しています。
どんな医師に聞くとネタを得やすいか
取材した人には必ず聞くわけですから、「どんな医師」も何もないわけですが、m3.com地域版の場合、ネタを取りやすい医師の属性があるとわたしは思います。
それは、
- 開業医
- 部長職以上の勤務医
この2つです。
あくまでわたしの主観に過ぎませんが、開業医は勤務医に比べて地域に目を向けやすく、地域ニーズを踏まえた珍しいクリニック運営をしていたり、診療外の活動を積極的に行っていたりすることがあります。
m3.com地域版と相性がいいわけです。
一方、中堅までの勤務医の場合、やはり自分のキャリアや診療における技術向上に意識が向いていることが多いため、臨床ニュースを重視しないm3.com地域版とはマッチしづらい傾向にあると思います。
ただこれは「部長職以上」になると別で、これらの層は病院の運営に関わったり、地域における病院の位置づけを意識した活動を行っていたりします。
【千葉】わずか1年で大腿骨近位部骨折の手術待機日数半減に成功‐岸田俊二・聖隷佐倉市民病院整形外科部長に聞く◆Vol.1
「日本の骨折治療の課題を解消したい」と病院の変革に取り組んだ岸田俊二先生はその好例ですね。
若い勤務医にも面白い人が増える
わたしの場合は総じて若い勤務医を取材する機会は少ないわけですが、今後は若手でも面白い医師が増えてくるのだろう、だからこそ目配りの必要性も高くなるだろうと考えています。
なぜかというと、医療費の増大や機器・AIの発達によって、医療行為に限定すれば医師の価値が徐々に減っていき、それによって医師の世界でもパラレルワーク化や属性の分散化が進むのでないかと予想しているからです。
- 医師×歯科医師
- 医師×各種士業
- 医師×企業経営者
- 医師×店舗オーナー
- 医師×地域活動家
- 医師×クリエイティブ職
こんな掛け合わせが若い層でさらに増えていくのではないでしょうか。
過去に取材させていただいた千場純先生(赤ひげ大賞受賞者)も「収入減によって医師の姿が変わっていくのではないか」と話していて、その考えが面白かったので連載記事を1本増やしました。
【神奈川】「百粒の種をまく」未来の厳しい若い医師にベテラン医が残したいこと‐千場純・三輪医院院長に聞く◆Vol.3
デジタルツールで自動収集
続いて、先に挙げた順番を入れ替えてデジタルツールの活用法を紹介します。こちらの方がライターが実践しやすいためです。
わたしが利用しているデジタルツールは2つあります。
- Googleアラート
- Yahoo!ニュースアプリのテーマ機能
それぞれ、説明していきますね。
Googleアラート
Googleアラートとは文字通り、Googleが提供しているウェブサービスで、特定のキーワードを登録するとそれを含むニュースなどのウェブ情報がGmailで通知されるというものです。
Googleアラートの優れている点は2つあります。
- 複数キーワード登録で情報を絞れること
- 企業や医療機関のリリースもキャッチできること
「医療」という単一の言葉だけでは膨大な情報を捉えてしまいますが、「埼玉 医療」「埼玉 医療 小児」などと組み合わせることで、自分の欲しい情報に近づけることが可能です。
また、メディアが発するニュースだけではなく、企業や医療機関のリリース、つまり一次情報を得られるのもフリーライターとしてはありがたいことですね。
新聞社などの企業で記者をしていれば、記者クラブ経由や会社への提供情報を参考にできますが、フリーライターではそれが不可能なので、自動的に一次情報を得る仕組みを作っておくことは重要です。
わたしは昨年からGoogleアラートの利用を始めたのですが、現在までにこのサービスで得た情報を生かしてm3.com地域版では12本の取材をしました。
ちなみに、先に書いた飲酒量低減外来の吉本先生の記事はGoogleアラートをきっかけとしたものです。
当時は「茨城 医療」「茨城 病院」「茨城 クリニック」でも登録していたので、そのいずれかで飲酒量低減外来の開設を伝える茨城新聞の記事が流れてきました。
登録は簡単で、このリンクからすぐにできます。
以前はニュース収集アプリ「カメリオ」を使っていましたが、同アプリの提供が2019年3月に終わったので、今はGoogleアラートがとても役立ってますね。
Yahoo!ニュースアプリのテーマ機能
こちらは興味のある分野の知識を深めたいときに有効なツールです。
Yahoo!ニュースのスマートフォン用アプリには自分の好きなテーマを設定する機能があります。
画面上部に「テーマ」と表示されたタブがあり、ここで自分の好きなキーワードを入力して設定することで、それに準じた記事が並ぶようになるんですね。
ただし、こちらに関してはGoogleアラートとは違って登録できるのが単一のキーワードになりますし、そのワードの選択肢にも限りがあります。
複数のワードを組み合わせることができないので、地域性が重要になるm3.com地域版のネタ集めには向いていないでしょう。
特定の分野の知識を深めることを主眼にしつつ、「もしかしたらネタを得られる可能性がある」という理由でわたしは利用しています。
各種媒体を参考にする
最後に、m3.com地域版のネタを仕入れる上で参考になる紙媒体とウェブメディアを紹介しておきます。
この方法で得た情報をきっかけに、m3.com地域版では6本取材しました。
CLINICばんぶう
まずは、日本医療企画が発行する開業医向け専門誌「CLINICばんぶう」。
この雑誌は、「クリニック経営」を大枠として多角的に全国各地(関東圏が多い印象)の開業医やクリニックスタッフを取材している媒体です。
ユニークな医療機関を知れるので、m3.com地域版との親和性も高いですね。
わたしはこの企業と独立初年の2016年から仕事をしていて、いち読者として雑誌の記事を参考にm3.com地域版の企画に応用したものもあります。下の記事がそうです。
【東京】ひと昔前の「普通の女性」が成り立たない今、産婦人科に求められる診療は-井上裕子・井上レディースクリニック院長に聞く◆Vol.1
購読しないと記事は読めませんが、クリニック名や医師の名は目次で知れるので、その情報を頼りに調べてみるのは一つの手でしょう。
TKC医業経営情報
こちらは、税理士や公認会計士を対象に情報サービスを提供するTKCグループの一つ「TKC出版」が発行する冊子です。
内容は医療制度や医療機関の経営をテーマにしていて、ユニークな活動を行っている開業医が取り上げられることも多いので、m3.com地域版とは相性がいいです。
この企業とは2017年から仕事をしていて、TKC出版の編集者とは互いに取材した医師についても情報交換する間柄なので、彼から教わった医師をm3.com地域版用に取材したこともあります。
下の記事がそうです。
【千葉】iPadを診療に活用し10年「患者の不満解消と医療リテラシー向上を図りたい」‐宮川一郎・習志野台整形外科内科院長に聞く◆Vol.1
「面白い医師に教わる」と先に書きましたが、医療分野を取材している他媒体の編集者や記者・ライターが知人にいればその人に聞いてみるのも有効な手ですね。
この媒体もネットでは記事が読めず、また一般の人は購読も難しいのですが、目次はサイト内で確認できます。
コーヒードクターズ
最後に紹介するのがウェブメディア「coFFee doctors(コーヒードクターズ)」。
こちらは医療関連会社が運営し、医師が編集長を務める面白い媒体で、全国各地の「挑戦する医師」を紹介しています。
この媒体とは仕事をしていなくて読者として触れているわけですが、下のm3.com地域版の記事はコーヒードクターズをきっかけに企画・取材したものです。
【山梨】訪問患者数300人、峡東医療圏で最も在宅医療を行う病院に成長‐古屋聡・山梨市立牧丘病院医師に聞く◆Vol.1
なお、この記事で取材させていただいた古屋先生から「注目の医師」を2人教わり(高添先生、土地先生)、うち1人からまた別の医師を1人を教えていただいた(高添先生→市川先生)ことで、企画を3本増やせました。
下がその3本です。
【山梨】「在宅をやるために医者になった」女性医師が30代で開業するまで‐高添明日香・あすか在宅クリニック院長に聞く◆Vol.1
【山梨】県初のペインクリニック外来を開いた開業医が辿ったキャリア‐土地邦彦・どちペインクリニック理事長に聞く◆Vol.1
【山梨】「やぶ医者大賞」受賞医師がへき地医療に携わり続ける理由‐市川万邦・南部町医療センター所長に聞く◆Vol.1
市川先生からも3人の医師を教えていただきました。今は温めている状況です。
複数の方法を組み合わせ「人をつなぐ」ことが大事
- 取材先や編集者に教わる
- 自動収集した情報を生かす
- 他媒体の記事を生かす
m3.com地域版でのネタ取りでは上のことが重要で、「問題意識を持つ」を合わせれば包括的に記者やライターの方法論になり得るのではないでしょうか。
m3.com地域版のライター向けにスピーチさせてもらった際、編集者からのリクエストを受けて「読まれる記事にするための工夫」も話したのですが、そのときにわたしは「山場を描くために文章を書く」、つまりストーリー性が重要だと話しました。
ネタ取りもそれに似た“良い流れ”ができるといいですよね。
読者への貢献度も上がりやすいですし、ライターとしてのやりがいも増すのではないかと思います。
わたしは今まで書いたように、複数の方法を組み合わせて「(主観的に)人と人を数珠のようにつないでいくこと」が好きなんですね。
会社員で記者をしているときからそうで、何というんでしょう。自分の意義を感じられると同時に、大局的に見たときの断片としての“小さな自分”を意識させられ、カタルシスを得られると言いますか。
まあ、ネタ取りは面白いです。
わたしがm3.com地域版の仕事で実践している方法の9割は書いたかなと思います。
「ネタ取り」「取材」「ライティング」のいずれにおいても最も大切なのは「想像すること、考えること」だとわたしは思っていて、それはそうしないと工夫が生まれず、工夫が生まれないと結果が出づらいからなのですが、短期的には応用の利く情報を伝えられたのではないでしょうか。
医療ライターの庄部でした。
追記
そもそも「医療ライター」がどんな記事を書いているのかといったことに興味のある人に向け、そのあり様を紹介する記事も書きました。
意外とテーマが広いことが特徴です。

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