ノウハウ

【登録必須】ライターになりたい人に勧めたい転職エージェント【経験談】

「中途で記者やライターになりたい」「会社でライターの専門的な訓練を積んでから独立したい」

そんな人は転職サイト、転職エージェントの利用を勧めます。

というのも、ぼく自身が6つの転職サイトに登録・転職エージェントに相談して3つの会社から内定をもらったためです。

中でも知ってもらいたいのが、マスコミに特化した「マスメディアン」

リクルートエージェントなどの大手に比べて知らない人が多いのではないかと思うので、この記事では転職サイト・転職エージェントを利用するメリットとマスメディアンの特徴などを紹介していきます。

現在、記者やライターを採用する会社の中には転職エージェント経由で応募ができるところもたくさんあります

実際にどんな企業を紹介されたかも書くので参考にしてみてください。

「転職エージェント」とは

「転職支援会社」「転職サポート」「転職エージェント」…。

社会人であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

転職支援会社または転職エージェントはその名の通り、転職を望んでいる人をサポートする会社です。

転職エージェントは求人情報をサイトの中で紹介したり、担当者が個別に求職者と企業を仲介したりしています。

下の会社が有名ですね。

転職エージェント利用の流れ

転職エージェントを利用する流れは下の通りです。

  1. 転職エージェントが運営するサイトに登録する(無料)
  2. 転職エージェントの社員と電話や対面で面談をして、転職に関する希望などを伝える
  3. 担当者が求職者に合うだろうと思う企業をメールで伝えてくれる
  4. 応募したい会社があればその旨を伝え、選考がスタート
  5. 通過・落選・内定などの企業からの情報、選考継続・内定辞退・入社希望などの応募者からの情報は基本的に全て担当者経由で相互に伝えられる

転職エージェントを利用するにあたって費用はかかりません。というのも、企業に紹介した人(応募者)がその会社に入社すると、応募者の年収の3割ほどが報酬として企業からエージェントに支払われるからです。

転職エージェントを利用するメリット


次に、ぼくが転職エージェントを利用した上で実際に感じたメリットを紹介しますね。

無料なので利用した方が得

前提ですが、まずはこれ。無料なので利用した方が得です。

「無料」という前提の上で、下のようなメリットがあります。

いろんな企業を知ることができる

転職活動は情報戦です。

そもそも、記者やライターを募集している会社を見つけられなければ応募はできませんよね。

ぼく自身、実感したことですが、インターネットで検索をしてそんな会社を見つけられたとしても、自力ではその数に限りがあります

募集しているものの企業がネットに情報を上げていなかったり、上げていても検索で上位には表示されなかったりするケースがあるからです。

せっかくなら、記者やライターを募集している会社をたくさん知って、その中から応募する企業を選びたいところ。

そんなときに転職サイトに数社登録して転職エージェントに相談しておけば、自力で探すことでの漏れを少なくすることができます

ぼくが利用した時も、転職エージェント経由で初めて知った企業が50以上はありました

応募時の手間を減らせる

応募時の手間を減らせることも大きなメリットです。

履歴書と職務経歴書のデータをそれぞれ一つずつ用意して転職エージェントに渡しておけば、あとはエージェントが応募する企業に送ってくれます。

応募する会社ごとにデータを用意しなくて済むほか、履歴書などを印刷したり、郵送したりする手間も省けます

加えて、面接日などの選考スケジュールも調整してくれます

ただし、応募する職種や仕事に合わせて職務経歴書を修正し、複数のパターンを用意しておいた方が書類選考通過率は高まります。

聞きづらいことを代わりに企業に聞いてくれる

自分の悩みを率直に相談できることも利点の一つです。

選考が進むにつれて悩みも増えていくものですが、エージェントがいい人であれば解消する方法がないか検討してくれます。

たとえば、企業には直接聞きづらい条件面(休日や残業時間、給与など)について担当者が知り得る範囲でその会社の実情を伝えてくれたり、企業に聞いてみてくれたりします

選考や内定を辞退する際もエージェントが代わりに伝えてくれます。

正直なところ、こうしたネガティブなことを自分で言わなくて済むのもうれしいことで、転職活動における心理的な負担が減ります。

転職エージェント利用のデメリット

ぼくの場合、実感したデメリットは特にありませんでした。

先述したように無料で利用できて自分一人で転職活動を行うよりも可能性が広がり、転職活動時の手間や心理的負担が減ります。

ただ、あえて挙げるとすれば下のことは言えそうです。

軸がぶれる可能性がある

転職エージェントを利用することでより多くの企業を知ることができますから、それぞれの選考を受けるか受けまいか、考える機会が増えますよね。

その中で危惧すべきなのは、自分の軸がぶれてしまうことです。

エージェントの言うことに敏感に反応しすぎると、そもそも自分がしたかったことは何なのか、転職活動を行う上で大事にしていることは何なのかがぼやけてきてしまう恐れがあるのです

とはいえ、実際に選考を受けてその会社の一端を見ないとイメージが深まらないのも事実で、「自分の希望と一致しているけれど、選考中に会った社員が嫌な感じがした…」「希望とは微妙にずれているけれど、雰囲気が良さそうで予想していたよりも好印象」なんてことはざらにあるんですね。

なので、紹介してもらう企業はある程度幅を持たせていいと思いますが、あまりに条件とかけ離れていて、内定をもらっても入社しなさそうなところに応募しすぎるとスケジュールが過密になったり、無駄に考えることが増えてしまったりして自分の首を絞めることになりかねません。

その意味で、軸のない人が転職エージェントを利用するのは効率的ではないでしょう。

ぼんやりとでも、転職活動における優先順位を整理しておくといいのではないでしょうか。

マスメディアンとは

転職エージェントを利用するメリットとデメリットについて触れました。

ここからは、数あるエージェントの中でも記者・ライター志望者に勧めたいマスメディアンについて紹介します。

マスメディアンは2001年に設立した転職エージェントで、「宣伝会議」のグループ会社です。

宣伝会議は、『宣伝会議』や『販促会議』、『広報会議』、『ブレーン』といったマスコミ関係者や広報関係者などを読者に持つ雑誌の出版社です。

創刊は1954年。2019年まで65年間も雑誌を発行し続けて来たわけですから、地力のある出版社と言えるのではないでしょうか。

現在は編集者やライター、コピーライターなどの養成講座を開催していることでも知られていて、作家の中島らもさんや林真理子さん、作詞家の阿久悠さん、歌手の佐野元春さん、映画評論家のおすぎさんなどが「コピーライター養成講座」を受講していたそうです。

マスメディアンはこうした宣伝会議の事業を生かし、「宣伝会議の人脈や情報ネットワークを最大限に活用してあなたの転職をサポートします」とホームページでうたっています。

設立した2001年から現在までに4万人を超える求職者を支援してきたといいます。

マスメディアンを利用するメリット

マスメディアンを利用したぼくが感じたメリットを伝えます。

他社が知らない企業をたくさん紹介してくれる

同業他社から紹介されなかったニッチな企業を知られたことが大きなメリットでした。「宣伝会議の人脈やネットワークを生かす」とはこういったことなのかもしれませんね。

マスメディアンからライター職希望のぼくに紹介されたのは、半年(2014年10月~2015年3月)で24社。

主な企業のジャンルを記載します。

マスメディアンから紹介された企業

記者・ライター職

  • 企業の広報誌・広告を手掛ける制作会社のライター
  • 教育系コンテンツを扱う企業のウェブライター
  • エネルギー業界向け季刊誌のライター
  • 教育関連制作会社のコピーライター
  • ファッション業界紙の記者
  • 求人メディアのライター
  • 人材会社のライター
  • 医療系広告代理店のコピーライターアシスタント
  • 自動車メーカーが顧客の広告制作会社のライター
  • 健康系商品メーカーの製品解説を担うライター

編集

  • 医療専門誌の編集者
  • 政財界エグゼクティブを読者に持つ雑誌の編集者
  • 地域情報誌の編集者
  • ビジネス書の出版社の編集者
  • コンテンツ制作会社のウェブ編集者
  • 電機メーカー系列ハウスエージェンシー(広告代理店)の編集ディレクター
  • 印刷会社の編集デスク
  • 化粧品ブランドの広告制作・編集

ほか

  • 医療系の学会・イベントを企画・運営する企業のプロデューサー

「ライター」と一口に言っても、必要とする企業はさまざまにあることがわかりますね。

企業担当者ごとに求人を紹介してくれる

転職エージェントは一般的に求職者担当と企業担当とに役割が分担されていて、求職者には一人の担当者がつきます。

しかしながらマスメディアンは同業他社と違い、求職者個々の担当者がいません(ぼくが利用した時点の情報です)。

サイト上で登録をして最寄りの事業所で社員と面談をしたら、各企業を担当するエージェントから直接、企業を紹介するメールが届きます

おそらく、面談をした社員を起点に社内で情報を共有し、各企業担当が「この人は自分が担当する企業に合っていそうだ」と思ったら連絡を取る仕組みになっているのでしょう。

こんな仕組みを採用していることで、転職志望者にとってはリスク分散ができるというメリットが生まれます

どういうことかというと、他社であれば、自分を担当するエージェントが“外れ”だったときに、企業を紹介してくれないことがあるからです。

ぼくの場合は第一希望が医療に特化したライター職で、そもそも需要が少なかったので「希望にぴったりの企業は非常に少ない」と、どのエージェントも話していました。

それでも、第二希望である「ライター職」、第三希望の「編集職」を考慮して企業を紹介してくれました。

マスメディアンの一覧を見てもそれがわかりますよね。

ところが、エージェントにやる気がなかったのか、ぼくが相手だとうま味が少ないと思ったのか、利用した会社のうち2社は面談後にほとんど企業を紹介してくれなかったのです。

「希望の会社はほとんどありませんね」で終わり。

こんな場合でも、マスメディアンのような仕組みであれば判断は各々の企業を担当するエージェントに委ねられますから、全く紹介されないこということはありません

それに、企業担当者との直やり取りになるので、窓口を介する場合に比べて企業が発した情報とのギャップが小さくなる可能性もあります。

面接同行などサービスが細やか

サービスが細やかである点もマスメディアンの特徴です。

全てのケースでそうしているかはわかりませんが、ぼくの場合はエージェントが面接に同行してくれて、面接の直前に最終的な打ち合わせをしてくれました

面接の前に人と話すことでやっぱり緊張はほぐれますし、口頭で面接官のポジションやキャラクターなどを伝えてくれたこともうれしく思いました。

ぼくがマスメディアン経由で応募した企業は3社。2社は書類で落ち、残りの1社に内定をもらいました

その会社の選考では、最終面接の前に通常フローにはない社員との面談も設けてくれました。ぼくが「面接官以外の社員とも話してみたい」と希望を伝えたからですが、場合によってはこういった特別な対応もしてくれます。

結局は内定をもらったどの会社にも行かず、会社員時代の先輩が働いている医療の会社に入ったわけですが、内定辞退の気持ちを伝えた際もマスメディアンの方はそれまでと同様に気持ち良く対応してくれました。

そのときの感謝があるからこそ、こうして記事を書き、読者の誰かがマスメディアンを利用してぼくのようにポジティブな体験をしてもらえるといいなと思っているのです。

登録先、リクルートとマスメディアンは必須

最後に、転職エージェントを利用するときのコツを紹介します。

まず登録先ですが、あまり多くの会社を利用しても手続きや面談などの手間が増えるので、3~5社でいいでしょう。

仮に3社を利用するとして、ぼくが必須だと思うのはマスメディアンとリクルートエージェントです

最大手のリクルートエージェントは抱えている求人数が多いですから、リクルート経由で浅く広く企業をカバーをし、マスメディアンでニッチな企業の漏れを減らすといいでしょう。

「浅く広く」「狭く深く」を押さえておくのがポイントです。

残りの1社は気が向いたところでいいのではないでしょうか。上に挙げた企業を参考にしてみてください。

エージェントは代えられる

これは知っておいてほしいことです。

何らかの理由でエージェントと合わなかった場合、会社に希望を伝えれば代えてもらえます

ぼくのように仮に希望条件に合う企業が少なかったとしても、同業他社のエージェントに比べて明らかに紹介数が少なすぎる場合は、電話またはメールで事情を伝えて担当者を代えてもらうといいでしょう。態度が横柄だったり、ビジネスマナーがなかったりする場合も同様です。

転職エージェントを利用する際は、そもそも担当者経由で企業を紹介してもらわなければ転職活動が進まないので、どの人に担当してもらうかは非常に重要。

実際にぼくもエージェントを代えてもらうことで状況が好転しました。

担当者が代わることで紹介してもらえる企業がぐんと増えて、その結果、企業から内定をもらえたのです。

「エージェントから企業を紹介されない」「エージェントと合わない」だけでその会社の利用を終えてしまうのはもったいないことです。

エージェントをうまく活用することで転職活動が開けることがあります。ぜひ意識してみてください。

各企業にはリンクから登録できます。

リクルートエージェント

マスメディアン