考え

フリーランスに向いているかどうかは自分の体に聞けばわかる【経験談】

自分は果たしてフリーランスに向いているのだろうか。

ネット上では自分の生き方に迷っているフリーランスの発言を目にすることがありますが、そんな人はまず、自分の体に聞いてみるのはどうでしょう。

「自分の体に聞く」とは文字通り、フリーランスになったことで自分がより健康になれているか、それとも健康を損ねているかどうかを確かめるということです。

フリーランスに向いているかどうかを、自分の性格や能力、感性、技術といった内面で評価するのはきわめて難しい、というかそうだとよくわからなくて、自分の体の変化をチェックするのが一番手っ取り早くてわかりやすいんじゃないかとぼくは思っています。

そして、そのときにたとえまだ成果が出ていなくても、会社員時代に比べてより健康になれているのであれば、フリーランスとして将来性はあるのではないかと。

理由はシンプルですが、人間が生きる上では健康が最も大切だからです。

ぼくはフリーランスになることで体調が劇的に良くなりました。

フリーランスの適性を評価するのが難しい理由


フリーランスの適性を評価するのが難しい理由は、フリーの多くがクライアントワークに頼っているからです。

現在はブロガーやアフィリエイターとしてグーグルからの広告収入によって生計を立てている人もいますが、フリーランス全体の割合からすれば低いでしょう。

クライアントワークというのは、企業や団体、個人から依頼を受けて仕事をし、物やサービスを提供することで報酬をもらう仕事の形態をいいます。

ではなぜ、クライアントワークだとフリーランスの適性を評価するのが難しいのか。

依頼主によって評価のポイントが違うからです。

その詳細は過去に書いた記事「『ライターに文章力は要らない』は半分正解で半分外れ、その理由は」を参考にしてもらいたいのですが、たとえばフリーライターの場合、「コミュニケーション力」や「専門知識」、「原稿提出スピード」など評価対象となる要素は複数あって、依頼主によって何を重視するかは微妙に違います。

ですから、「フリーライターの正解像」なんてものはなく、どこかの要素が抜きん出ていれば一点突破もできる世界だということです。

そもそもぼくは今、フリーランスの適性を経済的な側面、つまり顧客に評価されて生活できるほどの収入を得られるかという観点で話していますが、フリーランスに向いているかどうかは、「市場的な評価が低くても幸せに生きられるか」という面からも考えてみないといけないでしょう。

フリーランスとしての収入は少ないんだけど、地方に住んでいて固定費が少ないので生活できる。仕事のやりがいは大きくはないけど、家族に恵まれていたり、趣味に没頭できたりしているから幸せだ、といったケースも俯瞰して見れば「フリーランスに向いている」と言えるかもしれませんよね。

こんな風に考えを深めていくと「どんな人がフリーに向いているか」の答えを出すのは非常に難しくなります。

その人の性格や能力、感性、技術を考えても依頼者によって評価ポイントが違うから画一的な答えは出しづらいし、さらに場合によってはその人の住んでいる場所や家族関係、価値観なども考える必要があるわけです。

フリーへの適性は結果的に体に現れる

そんな中で、ぼくが思う最も簡単な方法は、体で確かめること。

フリーランスは生きざまです。

組織に所属せず、自分で仕事を獲得し、基本的には自己責任で完遂する。そこで初めて報酬が支払われ、この過程を繰り返させる。

何時に寝て何時に起きるか、休憩をいつどのくらいとるか、何曜日に休むか、全て自分次第。

こういった生活様式が自分に合っているかどうかは、わずかであっても体の変化に現れてくると思うんです。

ぼくは2019年8月現在、独立しておよそ3年半が経ちますが、フリーランスに向いていると思います。

それは、フリーランスで食えているから、精神的なストレスが少ないから、楽しいからといった理由が挙げられますが、最も大きな要因は「会社員時代より健康になれたから」

たとえやりがいが大きくて顧客からも評価され、稼ぎが良くても、不健康であればフリーランスとして長期的にやっていくのは難しいですよね。

独立してから感じた体の変化

独立してからより健康になれたと考えている理由は主に3つ挙げられます。「下痢が激減した」「疲れなくなった」「睡眠の質が良くなった」です。

1、 下痢が激減した

ぼくはお腹が弱く、下痢をしやすい子どもでした。幼少時に激しい下痢が原因で入院し、中学生のころはテストの日によくお腹を壊しました。

大学生のころは猛烈な腹痛と下痢、下血(肛門から血が出ること)のために救急搬送されて入院。それ以降は整腸剤を飲んだり脂質の多い食材を控えたりして自分なりに食生活には気をつけましたが、さほど効果は出ず。

会社員記者時代は締切日の朝、会社に向かう車の中で便意を催し、慌ててコンビニのトイレに駆け込むことが少なくありませんでした。

そんなことが、独立してからは激減したのです。

会社員時代は週に3日は下痢をしていましたが、独立してからは月に1度か2度に減りました

お腹が痛くなって便意を催し、冷や汗をかきながらトイレを探すあの緊迫した嫌な経験をそんなにはしなくて済むようになったことは、ぼくの幸福感を上げました。

2、 疲れなくなった

厳密には、「慢性的な疲れを感じなくなった」です。

会社員だったときは朝がつらくて、「もっと寝ていたい…」と思うことがよくありました。

日中は頻繁に大きくあくびをかき、週末にもなると全身が鉛のように重くなってしまう、そんなことがよくありました。

独立してからはなくなりました。

取材後に疲れて体が重くなることは今でもあるんです。でもその疲れは一時的であって、5分、10分の仮眠で解消するもの。

疲れを感じ続けることがなくなったんですね。

ぼくは独立してからほぼ毎日働いていて、1日フルで休んだ日は独立1年目が4日間、2年目が12日間、3年目が6日間でした。

「仕事は1日8時間くらいまで」と決めているので1日当たりの仕事時間は会社員時代よりも短いわけですが、そうであっても会社員時代のぼくであれば上の数字には目を見張るでしょう。

自分でも、仕事をし続けることがこんなに苦にならなくなるとは思いませんでした

3、 睡眠の質が良くなった

これも大きな変化ですね。

ぼくは会社員時代のあるときからうまく眠れなくなりました。

新聞記者として警察を担当していたのが大きな原因ですが、24時間いつ電話が鳴るかわからない状況に慣れず、寝つきが悪くなったり、寝てもすぐに目が覚めてしまうようになったのです。

デスクとの関係がうまくいかずよく怒られていましたし、ときには怒鳴られることもあって、そういった環境下にいたことも良くなかったのでしょう。

精神科のクリニックで睡眠導入剤や精神安定剤をもらい、日常的に飲むようになってしまいました。

ところが、独立してからは睡眠の質も良くなりました。

寝つきがよくなりましたし、途中で目が覚めてそれから寝られないことも減ったので薬を飲まないようになりました。

また、自分で仕事をコントロールできるようになったため、平均睡眠時間が1.5時間ほど長くなり、今は7時間ほど眠れるようになりました。

フリーランスは健康が最も大切、定期的に振り返ってみて

あくまでもぼくのケースに過ぎませんが、フリーランスになることで体調が劇的に良くなり、それに伴って幸福感が上がることはあるんですよね。

健康で幸福感が高いと、仕事に取り組む意欲も仕事の質も上がりやすいでしょう。

仕事の内容と向き合い方と結果、経済的な評価、生活スタイル、それら諸々の影響が徐々にではあっても体に現れて、体がフリーランスに向いているかどうかをジャッジしてくれる。

こんな見方があってもいいでしょうし、少なくともぼくは体調の変化を把握することがとても大切だと考えています。

これからも、体の声に耳を傾けていきたいです。

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