プライベート

【部屋公開】30代一人暮らしのフリーランス男が物を減らした理由

「ミニマリスト的な生活を送るフリーランスの部屋を見てみたい」「なんで物を減らすの? そのメリットは?」

今回は、こんな興味や疑問がある人に向けて、シンプルな部屋づくりを心がけている30代のフリーライター・ショウブ(@freemediwriter)が自室を公開します。

わたしは2016年3月に独立し、2017年8月から持ち物を減らしました。ほぼイメージに近い形になった同年11月以降も、なるべく自分にとって不要だと思う物を持たないようにしています。

この記事では、2017年11月と2021年11月の部屋の写真を載せつつ、

  • フリーライターが部屋の物を減らした理由
  • 物を減らした具体的な方法
  • ミニマリスト的な部屋にしたことで得たメリット

を書きます。参考にしてみてください。

フリーランスが物を減らした理由

ミニマリストライターの部屋 ミニマリストライターの部屋

2017年11月のわたしの部屋です。

こちらが、物を減らす前の部屋。

わたしは前から部屋に物を置かない方でしたが、なぜさらに物を減らしたかというと、それは、フリーランスとして生き延びられる可能性を1%でも高めたかったためです。

物があると、維持管理するのにお金や手間がかかります。

わたしは以前、さほど乗りもしないのに大きなバイクを持っていましたが、冬にバッテリーが上がってしまい、その度に修理してもらっていました。

写真の通り大きな本棚もありましたが、時間が経つとほこりがたまり、「掃除をする」という行動に時間を割かなくてはなりません。

精神的なコストもかかります。

物はさまざまな情報を内包しているので、視界に入ることで、その物に由来する情報や想念が頭に浮かびます。

物を減らすことで心がすっきりし、自分に必要のないことに時間とお金を使わなくなるのではないか。

そうなれば自然と仕事に集中する時間が長くなり、結果、フリーランスとしてサバイブしやすくなるのではないか。

こう考えました。

物を減らした方法とメリット

では、具体的にどうやって物を減らしたのか、また物が減ったことでどんなメリットを得たのでしょうか。

2017年8月以降に売ったり捨てたりしたものです。

部屋のスペースが増、本代が減った

わたしは大学1年生のころから本を読んでいて、買っては売るを繰り返してきました。購入した本は1000冊以上に上ります。

本を残しておく理由は3つありました。

  1. もう1度読むかもしれないから
  2. 所有欲を満たしたいから
  3. 人が来たときに「本を読んでいる賢い自分」を演出したいから

①と③は現実になりませんでした。過去に再読した本は数冊しかなく、めったに人も来なかったためです。

②について、ずらりと本が並んでいる光景を見るのが好きでしたが、なくなっても問題はなく、むしろすっきりとした部屋を見るのが好きになりました。

自分の所有欲は幻だったのかもしれない。そう思いました。

本と本棚を売ったことで、図書館で借りて本を読むようになり、出費が減りました

Amazonプライム加入で映画代が減った

DVDプレーヤーとして使っていたPlayStation3も売りました。既にゲーム機としては使っていませんでしたし、残しておくとスペースを取り、掃除も必要になります。

代わりに、Amazon.comが提供する「Amazonプライム」に加入しました。

これは、年間4900円(税込み)で特定の映画が見放題、音楽が聴き放題になり、注文した特定の商品を最短翌日に配送してくれるウェブサービスです。

わたしは映画も好きで週に2、3本は見ますが、Amazonプライムに加入してからツタヤでDVDを借りなくなりました

年間4900円は月間ベースで408円。わたしが利用していたツタヤは旧作1枚2泊3日で125円で、週に2本ペースで月に8本借りたとすると、1000円かかります。

映画鑑賞代が半額以下に減りました

Fire TV Stickがあるとさらに便利

Fire TV StickはAmazon.comが販売するリモコン機能が付いた機器で、テレビやプロジェクターなどのHDMI端子に挿すと、Amazonプライム・ビデオやYouTube、Hulu、Netflix、AbemaTVなどをテレビやスクリーンで見られます

これも良いです。

2017年に物を整理した際、テレビが必要かどうかも検討し、パソコンよりも画面の大きなテレビで映画を見たかったことから、「必要」と結論付けました。

ソファに座り、テーブルに置いた酒を飲んだりつまみを食べたりしながら、前方のテレビに映される映画を見る。

このスタイルがわたしは好きだったので、Fire TV Stickは有用なアイテムでした。

2021年に考えが変わり、テレビとソファはなくしましたが、Fire TV Stickは今なお使っています(詳細は後ろに書きます)。

珪藻土マットに代えて洗濯の手間減

珪藻土マットも良いですね。

珪藻土(けいそうど)とは、藻(も)の一種である珪藻の化石が集まってできた土。これを板状に加工したものが珪藻土マットで、高い吸水力を持ちます。

速乾性は驚くほどで、濡れた足をマットの上に置き、3秒後に床に足を着けると既にさらさら。

手入れは週に1度、陰干しするくらいで良いので、洗濯物の量が減りました

わたしが買った商品です。

珪藻土マットは、「(発がん性があるとされる)石綿(アスベスト)が混入されている」として、2020年11月以降に複数の商品が問題になりました。

わたしが使っているものは問題ないようですが、石綿混入が発覚した商品については厚生労働省が定期的に発表しているので、気になる人は下のリンクを参考にしてください。

石綿(アスベスト)含有品の流通とメーカー等による回収について

体を拭くときはフェイスタオルで

家にある物一つ一つを眺めながら、「これは本当に必要かな?」と考えました。

その中で引っかかったのがバスタオルです。子どものころから当たり前のように使っていましたが、考えてみると、必要じゃないかもしれない。

わたしの場合、バスタオルの使いやすい部分(体に当てる部分)は決まっていて、万遍なく使おうとしてもどうしても癖が出てしまうのです。

「であるならば、サイズが大きい必要はないんじゃないか」

そう考え、フェイスタオルで体を拭くようにしてみると、全く問題ありませんでした。大きなバスタオルを使わなくなったことで、洗面室や洗濯物を干す際にスペースを取られることがなくなりました。

スペースを有効利用「立てる収納」

クローゼットにあった掃除機やキャリーバッグ、着ないスーツや服、説明書などの不要な書類は処分した
無印良品で購入した収納ケースに服を立てて収納している
立てて収納すると、下着や靴下もまるでディスプレーされた商品のように

収納スペースを有効活用する方法も紹介しますね。それは、いろいろなものを「立てて」収納すること。

なかでも、服を立てるのは有用です。

“片付けコンサルタント”である近藤麻理恵さんの本『人生がときめく片づけの魔法』で紹介されていて真似したのですが、良いです。

たくさん収納できて見映えもすっきり。上下に重ねていく収納に比べて取り出しやすい利点もあります

立てて収納するための服の畳み方については、YouTubeのこちらの動画がわかりやすいです。

【洋服のたたみ方】こんまり式!一生役に立つ!正しい洋服のたたみ方

投稿者の「Y. LIFE STYLE」さんは下着やタオルの畳み方についてもわかりやすく紹介しているのでチェックしてみてください。

ゴミ箱を居間に置かない

ゴミ箱を居間に置かないのは、ミニマリスト・佐々木典士(ふみお)さんを真似しました。

ゴミ箱をキッチン下の棚の中に入れることで、居間がすっきりしました。

浴室で使う容器のデザインを統一

シャンプーやボディソープ、ハンドソープ、洗顔料を入れる容器を白一色に統一しました。すべて無印良品で購入。

(2017年時点の)わたしのアパートは洗面台が浴室についていて、歯磨き粉や歯ブラシをまとめて入れる容器も置いていましたが、掃除が必要になるので捨てました

目に雑多な色が入ってこないのは気持ち良いです。

無印良品のPET詰替ボトル(シャンプー用は600ml)の中でもお勧めは、液漏れが目立たない白色。

家具を滑らせるシールも役立つ

部屋をすっきりと見せるために、家具を滑らせるシールも活用しました。

プリンターの四隅にはることでプリンターがすいすいと動くように。普段はソファの下に収納しておいて、印刷するときだけ取り出すように。

わたしはこれをローテーブルの脚の底にもはっています。テーブルも動きやすくなりました。

百円ショップでも売っています。

2021年にソファやテレビをなくす

2017年11月の部屋を紹介しました。

それから4年が経ち、自分の状況に合わせてさらに家具を減らしたり、新たに購入したりしたので写真を載せますね。

ミニマリストライターの部屋 ミニマリストライターの部屋

2021年7月時点の部屋です。

わたしは2019年2月、「健康を損ねるリスクを減らすために自炊力を上げよう」とシステムキッチンを備えたマンションに引っ越しました。

フリーランスは健康の損失が収入の変動に影響しやすいため、その予防策です。

それからほどなくして、「カーテンより部屋がすっきり見えるだろう」とロールスクリーンに交換。

以来、部屋は長く上の状態でしたが、2021年9月から内装を変えました。

取り組んだことは下の通り。

  • 掛け時計をなくす
  • テレビをなくす
  • ソファをなくす
  • ローテーブルを小さなものに替える
  • 机と一人用の椅子を買う

移り変わりを写真で紹介します。

フリーランスミニマリストの部屋 フリーランスミニマリストの部屋

まずはテレビを処分して、掛け時計を捨てました。

テレビは映画を見るために利用していましたが、リアルタイムでテレビ番組を見ることはなかったので、使わない時間が圧倒的に長かったのです。

テレビに場所を取る必要性は低いな、と。

それで、小型のプロジェクターを買ってロールスクリーンに映画を映して見ることを思いつき、そうしました=下写真

わたしが買った1万円ほどのプロジェクターです。

稼働音の大きさと音質が気になりましたが、画質はそこそこ。今のところ買い替えるほどの不満はなく使えています。

掛け時計を捨てたのは、時間はスマートフォンやタブレット端末、パソコンで確認できるためです。

捨てた当初は掛け時計があった部分を思わず見てしまうことがありましたが、数日でなくなりました。問題はないですね。

ミニマリストフリーランスの部屋

続いて、ソファを売りました。

質が良くて気に入っていましたが、「一人暮らしなのにここまで大きなソファは必要ないな」と。

それに、ソファに横になると起き上がるのが億劫になってだらだらしてしまうことがあったので、それを減らしたい思いもありました。

スペースを節約しつつ、休憩から何かに取りかかるまでの時間を短くしようと一人用の椅子に替えることに決めました。

机と一人用椅子を配置

ミニマリストフリーランスの部屋 フリーランスミニマリストの部屋

机と一人用の椅子を買い、ローテーブルはよりコンパクトなものに替えました。

今回の模様替えの目玉は、机を置いたことです。

わたしはフリーランスのライター・ブロガーとしてほぼ毎日なんらかの文章を書いていますが、その場所は町の公共施設やカフェがほとんどでした。

ソファに座って太ももを支えに書くこともありましたが、やはり机やテーブルの上で書く方がやりやすいので、「自宅でも腰を据えて文章を書けるようにしたい」と模様替えを思い立ったのです。

机を置くとすればスペースが必要→さらに不要なものを減らそう→テレビや大きなソファはいらないな→ローテーブルはもっと小さくていいな

「机を置きたい」を起点に、こんなふうに考えを展開させました。

ミニマリストの机 ミニマリストの机

イケアで買った竹製の机。シンプルで気に入っています。

ミニマリストの机

この机、3つも引き出しが付いているのがいいんですよね。

深くはありませんが、A4サイズのノートが収納できるほか、小物もけっこう入るので机の上に物を置かなくて済んでいます。

イケア リルオーセンデスク

ミニマリストの椅子

イームズチェアも良いです。

座面から背もたれに続く曲線が滑らかで体にフィットするうえ、背もたれが柔らかく、上半身を後ろに傾けるとそれに合わせてしなります。

ミニマリストの椅子

このイームズチェアには布がはられており、中にウレタンのクッションが入っているので座り心地が良い。

座るときに脚がややごたつくときがありますが、約5500円という値段を考えると悪くない商品だと思います。

ミニマリストの椅子

続いて、ソファの替わりに買ったイケアのパーソナルチェア「ポエング」。

この商品、座面・背面の素材を替えたり、オットマンを加えたりしてカスタマイズできますが、最も安いバージョンだと6990円で買えます。

デザインがきれいで、座り心地もそれなりに良く、低価格――という、バランスの優れた商品だと思いました。

これに座って小説を読んだり、映画を見たりしていますが、快適です。

イケア ポエング

ミニマリストのローテーブル ミニマリストのローテーブル

ローテーブルをよりコンパクトなものに替えました。

アイリスオーヤマがインターネット販売しているもので、わたしが求めていたサイズ感(幅60㎝)に合います。

中が空洞になっているのもうれしいですね。ティッシュや本、照明器具のリモコンなどを入れています。

ミニマリストの食事風景

夕食はこんなふうにiPadで動画を見ながら机の上で食べています。

テレビ番組も今は「TVer」などのアプリでいつでも見られます。これから民放のネット配信が進んでいくので、テレビを持つ必要性はさらに減っていくのではないでしょうか。

ミニマリズムは豊かに生きるための考え方

自分の価値観や考えに合わせて部屋をカスタマイズするのは面白いですね。

今は質の良い品が低価格で売られているので、商品選びが楽しいです。

最後に、ちょっとしたまとめです。

ミニマリズムとは、豊かに生きるための考え方の一つで、単に物を減らすことを意味しないとわたしは考えています

自分にとって何が必要でそうでないかを考え、見極めることが最も重要ではないでしょうか。

わたしであればその過程をたどった上で、必要なものやことに愛情を注ぎたいと思います。

ミニマリズムを考える上で役に立つ2冊

佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない。ー断捨離からミニマリストへ』と近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』。この2冊は良書だと思います。

ミニマリズムの考え方が包括的に書かれているうえ、著者がどうやって物を減らしたり整理したりしたのかといったハウツーも具体的に書かれているので役立ちました。

佐々木さんの「私服の制服化」や近藤さんの「触れてときめくものだけ残す」考え方は面白いです。

フリーライターの庄部でした。

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