キャッシュレス決済が普及する今、財布って必要ないんじゃないの?
こんな疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。
わたしもそう思って実践したところ、本当に必要ありませんでした。
財布を持たなくなってから半年が経ちますが、物を持ち運ばない、現金をあまり使わない生活は手間がなく、快適ですね。
わたしの場合、財布を持たなくするために必要だったのが
- 小銭の入るキーケース
- カードが収納できるスマートフォンケース
この2つ。
キャッシュレス決済が普及したとはいえ、現金を全く使わないのは多くの人にとってまだ現実的ではないと思いますし、「念のためちょっとは現金を持っておきたい」と心の安定を図りたい人もいるでしょう。
免許証や保険証、クレジットカードを持ち運ぶ必要もあると思います。
そんなときに役に立つのがこれらのアイテム。写真付きでフリーライターのショウブ(@freemediwriter)が実践したことを紹介するので参考にしてみてください。
財布が必要ないと思い始めた理由
財布、要らないのでは?
わたしがそう思ったきっかけは、スマートフォン「iPhone11Pro」を買って電子マネーを使うようになったこと。
iPhoneに搭載されている決済サービス「Apple Pay(アップルペイ)」に、所有のクレジットカードと電子マネーの役割も果たす交通系ICカード「Suica(スイカ)」を登録して利用することで、現金を使う機会が大幅に減ったんですね。
その後、スマホ決済アプリの「PayPay(ペイペイ)」と「LINE Pay(ラインペイ)」も使うようになったことでさらに現金使用が減。
お金を使う場所それぞれでの決済方法は下のように。
- コンビニエンスストア→クイックペイ(登録クレジットカードの決済基盤)
- 電車とバス→アップルペイのスイカ
- スーパー→クレジットカード
- ファミリーレストランやツタヤ→クイックペイ
- その他飲食店や百円ショップ→ペイペイ
現金を使う機会はかかりつけのクリニックや歯科医院を受診するとき、サイゼリヤやラーメン店を利用するときくらいに減り、「1週間のうち5、6日は現金を使わない」状況になったのです。
財布の中身を他の物に入れよう
こんなふうに現金を使う機会が大幅に減りましたが、そうはいっても全く使わないわけではありません。
でも、こんなに大きな財布を持ち運ぶ必要もない。
そこで考えたのが、自分が必ず持ち運ぶ物に財布の中身を分散して入れればいいということ。
- 少しのお札と硬貨
- カード類
小銭をキーケースに、お札とカード類をキーケースまたはスマホケースに入れることで、財布を持ち運ばなくていいようになりました。
小銭・カード収納可のキーケース
今はスマートフォンに鍵の機能を代替させることも可能(スマートロック)なので、そもそもキーケースもなくせるわけですが、わたしのように「まずは一つずつ不要なものをなくしていきたい」と考える人もいるでしょう。
わたしが使っているキーケースは、シンプルな革製品を手掛ける国内ブランド「BAGGY PORT(バギーポート)」のもの。
こんなふうに小銭やカード(2~4枚)を入れられるようになっているので機能的に申し分ないですし、デザインもかわいいんですよね。
革に厚みがあって丈夫なところも気に入っています。
少しの傷であれば指でさすったりクリームを塗ったりすることで消えるので、買って半年ほど経ちますがきれいな状態を保てています。価格は7500円前後。
記事の最下部にフォトギャラリーとして写真をたくさん載せておきますね。
背面カード収納可のスマホケース
続いて、カード収納可のスマホケース。
わたしはスマホの操作がしやすいよう、画面がカバーで覆われない、背面に収納機能が付いたものを選びました。
こちらのスマホケースはマグネットで開閉できるようになっていて、カードポケットが表に1つ、裏に2つ付いています。
カードを3~4枚入れることができ、カードの代わりにお札を入れることも可能。価格は1000円前後。
キーケースと合わせると、全部で5~8枚ほどのカードを収納できるわけですね。
わたしの場合、この2つのアイテムでカード収納としては問題ありません。
まとめ
財布を持たない生活のメリット
- 持ち運ぶ物が減る
- 現金を出し入れする手間がない
- 気持ちがすっきりとする
- 「財布をなくす」心配をする必要がない
- キャッシュレス決済によって購買情報をデジタル管理しやすい
財布を持たない生活のデメリット
- 現金使用時は大きい財布の方が便利
わたしが感じた財布を持たない生活のメリット・デメリットをまとめました。
メリットの1~4は説明しなくても想像できるのではないでしょうか。
5もいい点ですね。アップルペイに登録しているクレジットカードとスイカ、ペイペイのどれもスマホのアプリ上で購入履歴を確認できます。
わたしは家計簿アプリで収入と支出、貯蓄や資産運用などの金額を全て記入・管理しているので、そのときにもキャッシュレス決済が中心だとやりやすい。
一方のデメリットに関しては、やっぱり現金を出し入れするときは大きい財布の方が便利だということ。
お札をキーケースやスマホケースに入れるときは二つ折りか四つ折りにしないといけないので、畳んで入れたり、取り出して広げたりするのがややストレスなんです。
キャッシュレスOKの医療機関や店舗が増えることを願うばかりですが、トータルに考えたときにメリットの方が多いので今のところ財布を持つつもりはありません。
興味のある人は試してみてはいかがでしょうか。
フリーライターの庄部(@freemediwriter)でした。
フォトギャラリー
バギーポートのキーケース
ブリタニア イタリアンレザー スマートキー対応キーケース ZKM-203、オレンジ、キャメル、ワイン、グリーン、ブラックの5色展開。
通販のほか、直営店でも購入可能(詳細はリンク)。サイズは縦11㎝、横7㎝、厚み2.8㎝(庄部計測)。
背面収納付きのスマホケース
追記:鍵が入る小さい財布を購入
上記キーケースを使っていましたが、2021年10月に鍵が入る小さい財布に替えました。
キーケースにお札を折りたたんで入れていたのですが、「折って入れて」「取り出して開く」行為が少しストレスだったためです。
アブラサスの「小さい財布」は小さくて軽いうえ、小銭・お札・カード・鍵が全て入る優れものです。
興味のある方はご参考ください。
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