「フリーランスを支援するサービス『フリーナンス』ってどんなもの?」「登録するメリットやフリーランスが登録した理由を知りたい」
今回はこんな疑問や興味がある人に向けて、フリーランス向けに事故の補償や報酬の先払いを行ってくれる「フリーナンス(FREENANCE)」の概要と登録した理由をフリーライターのショウブ(@freemediwriter)が紹介します。
使ってみないと実感はわかないけど、なかなか良さそうなサービスなんじゃないか。
本当にそうだった場合、登録しておかないと事故時の補償が利かない。それなら早くしよう、無料だし
わたしが登録した理由です。
これからメリットを確かめていきます。
フリーナンスとは
簡単にフリーナンスの概要を伝えますね。
フリーナンスは、IT事業を展開するGMOインターネットグループの「GMOクリエイターズネットワーク」が2018年10月に提供を始めたサービスです。
登録は無料で、専用口座を開設(口座の維持は無料)することで、下のサービスを受けることができます。
- 仕事が関わる事故の金銭的補償(あんしん補償)を行う
- 請求書を買い取り、代金を最短でその日に振り込む(手数料は3~10%)
あんしん補償の補償額
あんしん補償が適用されるケースと最高補償額は下の通り。
補償が適用されるケース | 最高補償額 |
業務中の事故 | 5000万円 |
仕事の結果の事故 | 同上 |
受託物の事故 | 500万円 |
情報漏えい | 同上 |
著作権侵害 | 同上 |
納期遅延 | 同上 |
納品物の瑕疵 | 同上 |
詳細はフリーナンス・あんしん補償ページ。
働けなくなったときの補償サービスも
また、病気やケガで働けなくなったときに、最長1年間の所得補償が受けられる「あんしん補償プラス」というサービスも行っています。
ただし、これを利用するには下の条件があります。
- 一般社団法人フリーナンスAWS協会に加入(年会費3000円)
- 保険料を毎月支払う(保険料は受け取りたい額などで変動)
あんしん補償プラスの詳細はフリーナンス・あんしん補償プラスページ。
ライター庄部がフリーナンスに登録した理由
わたしが登録した理由は冒頭で語った通りです。
- 登録が無料
- 事故はいつ起こるかわからない
この2点ですね。
あんしん補償プラスを利用しない限り経済的な損失がないので、本当に良いサービスだった場合、「登録しておかないともったいない」ことになります。
そして、早めに登録しようと思った理由は2番目です。
事故は、いつ起こるかわかりませんよね。
わたしは2016年に独立して以来、上記のようなトラブルにあったことはありませんが、それは単に「運が良かっただけ」と言えるかもしれません。
もし事故にあい、その内容がフリーナンスの補償対象だった場合、そして補償される金額が大きかった場合、登録しておかないと悔やまれると思ったのです。
「それなら、とりあえず登録だけ早く済ませておこう」と考えました。
本当に良いサービスか検証していきます
2021年6月2日に申し込み、同3日に専用口座が開設され、登録されました。
メールに記載されていますが、これでフリーナンスの機能が利用できるそうです。
これから確かめたいこと
- 補償される事故の具体例と実際の補償額
- 報酬の先払いが機能するか
- 企業がどう収益を上げているか
この3点を確かめたいですね。
補償される事故の例の一部はホームページに載っていますが、より詳しい情報がPDFにまとまっているようなのでそれを細かくチェックし、必要があれば会社に問い合わせようと思います。
フリーライターの庄部でした。
【追記】なお、フリーナンスは審査が意外と厳格で、わたしは写真の不備によって2度保留になりました。
登録の流れと注意点を画像付きで紹介しています。
ライター向け有料記事
【OK8割】「通る」取材依頼書の書き方を元新聞記者が解説【見本あり】
【ここまで出すか】取材ライターの原稿料はどれくらい? 相場を公開
地方ライターが面白い独自ネタを探す方法【元タウン誌記者の実例】
会社員ライター志望者へ
記事内の情報、考え、感情は書いた時点のものです。
記事の更新情報はツイッター(@freemediwriter)でお知らせします。